スノーボール〈ウォーレン・バフェット伝〉

(株式)個人投資家として生きていく上で、最も大切なことは「信念を貫くこと」。これに尽きると思っています。

そして個人投資家としての信念は、歴史の成功者の体験からキッカケの種(共感)を得ることから始め、それを育むことで信念が実って行くと私は思っています。

しかし種を得たとしても、それを植える土壌との相性が悪くては種は成長しません。その土壌に喩えられたものが、私達一人ひとりの性格・性質です。

一つ、主観的な大雑把な例えになりますが、投資を始めるにあたって「お金を稼ぎたい」という動機の方はトレーダー向きの性格・性質を持っていて、「資産を増やしたい」という動機の方はインベスター(投資家)向きのそれを持っていると感じます。

そのため、個人投資家として活動をする場合、種(共感)と土壌(性格・性質)の相性を見極めることから始めるべきです。そして、子供でもない限り土壌は既に構築されているため、その土壌に合った種を自ら探しに行かなければなりません。

 

INvestor = warren buffett

インベスター(投資家)向きの土壌は上の例でも上げたように、「資産を増やしたい」という動機により投資を始めた方に多い気がします。それ以外で思い付くまま例を上げると、「アウトドア派よりもインドア派」、「多趣味よりも没趣味」、「好奇心旺盛よりも無関心」、「飽き性よりも凝り性」、といったものでしょうか。

勝手気ままなプロファイリングですが、これらの多くに該当する方はインベスター向きの土壌を備えていると思います。そして、それを備えている方にとって最も効率的な種探しは、ウォーレン・バフェットの体験に触れることです。

ウォーレン・バフェットは世界が認める世界一の投資家です。バフェット氏の投資手法に関する書籍や記事は多数存在しますが、どれもかしこも「バリュー投資」の言葉一辺倒であり、その本質を語るのには些か力不足に感じます。これは、書籍という文字を媒体とする性質も理由かと思います。

かといって、食事を一緒にするために5億円を支払わなければならないバフェット氏と実際にお会いし、レクチャーを受けるなど実現する訳がありません。

その落とし所として最適なのが自伝(伝記)を読むことです。中途半端な評論本など読むことよりも、兎にも角にも自伝を読むことこそが、その人物の生き様に最も触れることが出来ると思います。

 

Snow ball

私のバイブルであり、信念の種となったウォーレン・バフェットの「スノーボール」。投資に関心のある方からオススメを聞かれた際、この書籍を必ず勧めます。この本が良いか悪いかは別として、誰かの種となる可能性が大いにあるからです。

そして、投資家として生きていけるかどうかの自己診断の役割も兼ねています。なにせ、非常にページ数が多く、非常に退屈なパートが多数あるからです。延々とバフェット氏の人生を追っていくだけのため、何かを学びたい方には不向きです。しつこいようですが、これは学びの書籍ではなく、触れるための書籍だからです。

個人投資家としての信念がまだ確立されてない方、これから個人投資家として生きていく意思のある方は、是非この書籍を手に取ってみて下さい。少なくとも、自分がインベスター向きの土壌なのか、それともトレーダー向きの土壌を備えているのか、その判断は間違いなく出来るはずです。

 

 

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出典:Amazon

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