メルセデスAMG F1チーム、2020年シーズンに向けた新車W11 EQ Performanceの発表

F1ファンなら注目しない訳にはいかない、過去6シーズン連続チャンピオンのメルセデスAMG F1チーム。最近のF1は約6年周期に大きなレギュレーション改正が行われ、現在のレギュレーション下において絶対的強さを発揮しているチームがこのメルセデスです。

2014年に実施された同レギュレーションの改正は、主にエンジンに関する改正がF1の勢力図を塗り替えました。

 

Mercedes Power Unit 

現在のF1では、市販車のエンジンにあたる車を走らせる動力部をパワーユニットと呼んでいます。パワーユニットは「内燃エンジン」「ターボチャージャー」「運動エネルギー回生システム(MGU-K)」「熱エネルギー回生システム(MGU-H)」「バッテリー」「コントロール・エレクトロニクス」で構成されます。簡単に言うと、ハイブリッド車のエンジンだと思えば十分です。

2014年からはこのパワーユニットをF1の車に搭載することが決まり、メルセデスが作るパワーユニットが最も優れた能力を発揮しました。結果として、自社製のパワーユニットを搭載したメルセデスAMG F1チームが同レギュレーション下において今日まで最強の地位を築き上げました。

なお、現在パワーユニットを作っている(供給している)メーカーは、本記事のメルセデス、世界No.1ブランドであるフェラーリ、カルロス・ゴーンと赤字決算でてんてこ舞いなルノー、そして日本人なら誰でも知っているホンダの計4社です。この4社が各F1チームにパワーユニットを供給しています。

 

©Mercedes
 

W11 EQ Performance 

最強パワーユニットを搭載し、優秀なドライバー(ルイス・ハミルトン)を抱え、チーム力も素晴らしいメルセデスAMG F1チームは、今年2020年シーズンも最有力な優勝候補です。

しかし、2014年以降徐々にパワーユニットの勢力差は縮まり、現時点ではフェラーリ製パワーユニットの方が優れているとされています。盤石だった2014年から2018年とは裏腹に、2019年中頃からはちょくちょくフェラーリやレッドブルに敗れたりもしました。

2019年の弱点は偏に直線スピードです。フェラーリとは正反対な車と言えます。2020年シーズンの新車W11 EQ Performanceは素早く曲がれるというアドバンテージを維持したまま、弱点であった直線スピードを向上させました。

素早く曲がることと、直線スピードを向上させることは相反することのため、W11 EQ Performanceがフェラーリに対してどこまで直線スピードにおいて競争力を持てるのかがシーズンを占う上での注目ポイントです。

 

©Fomula 1
 

 

出典:Formula 1 / Mercedes W11 EQ Performance

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